マテリアリティ特定プロセス
特定プロセス
STEP1 社会課題の抽出
SDGsの17の目標を達成するための具体的な169のターゲットから、生命保険業を営む当社にとっての社会課題を抽出しました。(色付き項目は、2024年3月にマテリアリティの見直しを行い、新たに追加したものです)
- それぞれの社会課題に付している番号は、関連するSDGsの169のターゲットの番号です。
STEP2 優先度の高い社会課題の特定
STEP1で抽出した社会課題を「当社にとっての重要度(戦略的重要性)」と「ステークホルダーからの期待」の2軸で優先順位をつけて、優先度の高い社会課題を特定しました。
【当社にとっての重要度】
当社の経営理念、社会的使命(パーパス)および中期経営計画(2021年度~2025年度)の内容をふまえ、選定
【ステークホルダーからの期待】
「社会」、「株主・投資家」、「お客さま」、「社員」のステークホルダーから、それぞれ期待される社会的要請をふまえ、選定
【参考】「ステークホルダーからの期待」の特定作業
ステークホルダー | 特定作業 |
---|---|
社会 | 政府や業界団体によるガイドラインや、外部評価機関・SDGs関連の評価(アンケート)項目の追加要素等を確認 |
株主・投資家 | SR(株主との対話)等でコメントいただいた当社への期待事項を確認 |
お客さま | お客さまから寄せられた声をもとにお客さまから当社への要望・意見等を確認 |
社員 | 社員アンケートを実施し、当社が優先して取り組む社会課題について確認 |
その結果、優先度の高い社会課題として、以下を特定しました。
1.4 生命保険商品・サービスの提供 | 3.3 感染症拡大防止への貢献 |
3.4 3.8 3.a 健康増進・健康経営 | 4.4 人材育成 |
5.4 仕事と育児・介護等の両立支援 | 5.c 女性活躍支援 |
8.5 企業風土改革・働き方改革 | 8.8 障がい者雇用促進 |
8.8 社員が働きやすい安心・安全な労働環境 | 8.10 商品・サービスにアクセスしやすい環境の設計 |
9.4 CO2削減への取り組み | 9.5 イノベーション・調査・研究の推進 |
10.2 ダイバーシティ(多様性)の推進 | 10.3 人権を尊重する取り組みの推進 |
11.1 11.5 地域社会への貢献 | 13.2 13.3 地球温暖化をはじめとした気候変動への対応 |
15.1 15.4 自然や生態系を守るための活動 | 16.3 コンプライアンスの徹底 |
16.7 健全な経営のためのコーポレートガバナンス | 17.16 サステナブル投資の推進 |
STEP3 マテリアリティの決定
STEP2で特定した優先度の高い社会課題を、以下の5つのマテリアリティとして整理し、サステナビリティ委員会および経営会議で協議・決定、取締役会へ報告しました。
【参考】社内での決定プロセス
なお、上記に加え、外部有識者により構成される社内会議でも意見を伺いながら、見直しの検討を行いました。
サステナビリティ