Work and project interviews

福岡県の街並みとT.Kさん

営業社員としてさらなる成長を果たし、九州の地域社会に貢献できる存在に

vol03

九州

2009年入社

T.K

T.Kさんの仕事風景

挑戦の場として選んだ「 かんぽ生命 」

大学卒業後に大手旅行会社に就職し、福岡支店の営業として5年ほど働きました。前職に不満があったわけではないのですが、たまたまかんぽ生命の募集を目にしたことが、転職のきっかけになりました。実は、もともと生命保険をはじめとする保険に対して良いイメージがなく、私自身も未加入。同時に、難易度が高いイメージのあった保険営業に、経験を積んだ今こそ挑戦したいという思いもありました。全国に広がるかんぽ生命の安定性にも惹かれ、入社を決めたんです。保険商品に関する研修を受け、実際に営業社員として保険商品を取り扱う中で、生命保険に関する先入観や偏見はなくなり、多くの人を支える役割を持った大切な制度であるということが深く理解できるようになりました。特に思い出されたのが、18歳のときに家計を支えていた母を失い、大学進学が1年遅れてしまった経験です。「あのとき、母の勤め先に保険があったなら」という思いは、今も私の原動力になっています。

多種多様な企業の万が一に備える大切な役割

インタビューを受けるT.Kさん

現在は福岡の地元企業に商品をご提案しています。多種多様な業種の企業さまとお付き合いをさせていただいていますが、建設業や製造業の企業が多いですね。10数名規模の会社から九州を代表するような企業まで、幅広いお客さまがいらっしゃるのが福岡の特徴です。また法人保険を扱う同業他社さまも多く、他社と競合することも少なくありません。そのため、お客さまに寄り添い、「将来のリスクに備える」必要性に共感していただくことが大切になります。当社の保険に加入していたサービス業・飲食業のお客さまは、コロナ禍で資金ショートしかけたとき、この保険に救われたと感謝をいただきました。万が一の備えとして、今年、再度加入したいと言っていただけるお客さまが大勢いらっしゃったのは嬉しかったですね。

インタビューを受けるT.Kさん

笑わない社長が、最後に笑顔になった

かんぽ生命で働き始めて15年になりますが、今でも忘れられないお客さまは「笑わない社長」さまです。体格がよく、いつもしかめ面をされている社長で、ご提案時から難しい顔をされている姿が印象的でした。なぜご契約いただけたのか不思議なほどです。定期的に訪問を行っていたある日、突然電話で病院に呼び出されると、そこにはやせ細った社長の姿が。「加入した保険について説明してくれ」とおっしゃり、加入された商品について、一つひとつご説明しました。説明を聞かれたのち、「この保険が会社を守ってくれるんだな」とニカッと笑われました。長いお付き合いをする中で、はじめて見た笑顔でした。その2カ月後に、惜しくも亡くなられましたが、その笑顔と言葉は今でも忘れられません。自分の仕事の意義を強く感じた瞬間でした。

福岡の市場を拡大し、地域経済に貢献する

T.Kさんの仕事風景

そのほかにも、従業員が亡くなられたときのご家族の保障や退職金の原資にされるなど、私たちの保険は企業のオーナーさまや従業員、そのご家族を支えているのだと実感するシーンが多くあります。新型コロナウイルス感染症のような不測の事態が起こっても、事業を継続できたお客さまも多く、地域経済のリスクに備えられているということに、大きなやりがいを感じています。かんぽ生命=個人向け保険というイメージを持たれがちですが、これからは法人営業のプレゼンスをより高めていきたいです。今後もコロナのような災害、人材不足や原材料の高騰など企業における深刻な問題が起こる可能性があります。先行き不透明な時代こそ保険の役割は大きくなるので、お客さまの「万が一」をサポートできればと考えています。特に福岡は九州を代表するような企業が集まっている地域。それらの企業を保険から支えることが福岡、ひいては九州を支えることになると信じています。