
Work and project interviews

課題を抱えたお客さまの背中を押し「 安心 」という価値を提供する
vol02
東海
2010年入社
M.M

私の就職活動当時は、リーマンショックの真っただ中。その影響もあり、仕事探しの軸は待遇面では「安定性」「福利厚生」、職種では「営業職」でした。商社や広告代理店、インフラ系など、さまざまな業界を検討しましたが、最終的には選考が最もスピーディだったのがかんぽ生命でした。周りが就職に苦戦していたこともあり、早めに腰を据えたいという思いで入社を決めました。今思えば、あのときかんぽ生命に決めて大正解でした。安定性はもちろん、何より社員同士の距離が近く温厚で親しみやすい方が多かったです。昔から「上司が絶対」という風潮もなかったですし、上下・部署に関係なく「新入社員はみんなで育てていこう」という組織風土が根付いています。もう10年前のことですが、別部署の方も一丸となり、手厚く私を支え育ててくれたことには、今でも深い恩義を感じています。
お客さまは、「 必要性を感じている 」経営者

愛知のお客さまは「製造業」が中心という印象を持たれやすいですが、実際に契約いただいている企業さまの割合で見ると、実は全体の1~2割ほど。お客さまの特色も、エリアによって分かれています。例えば名古屋市内にはIT企業が集積している地域があり、端的にモノ・コトを進めることを好まれる企業さまが多い印象です。逆にそれ以外は製造や建築などざっくばらんで、パーソナルな話も含め、じっくり対話を重ねて関係性を築くケースが多いです。どんな業界のお客さまであっても「当社に興味を持った状態」から関係構築がはじまるという強みは共通しています。「ヒト・モノ・カネ・情報」の経営リソースの中で、人材や資金繰りに関して経営者は常に課題を感じており、特に「退職金」「福利厚生」の制度設計・見直しについては「重要性を理解はしているが、緊急度は高くない」という位置づけです。既にニーズを自覚されているお客さまに対して良い意味で背中を押してあげるのが仕事なので、ゼロからニーズ喚起・信頼構築する営業とは特色が異なるといえますね。

「 安心して経営ができる 」ことこそが、保険の与える価値
意外に思われる方も多いかもしれませんが、私たちの商品が最もお客さまに喜ばれる瞬間は『商品を使ってもらうとき』ではなく、『商品を契約したとき』なんだと感じています。先ほども少し触れましたが、お客さまにとって私たちの商品とは、「重要性を理解はしているが、すぐに必要ではない」もの。中には数年単位で導入を悩まれているお客さまもいらっしゃいます。そうしたお客さまほど、契約した瞬間、すごくいいお顔をされるんですね。「これでようやく、安心して経営の舵取りができる」と。もちろん、実際に商品を使ってもらうときも、お客さまとなる経営者や社員の皆さま、そしてそのご家族に至るまで、大きな価値を感じていただけている手応えはあります。ですがそれ以上に、契約によって「安心」を買ってもらうということ。そして、契約に至るまでに「社員やそのご家族にも安心してもらうには?」と、お客さまに想いをめぐらせていただくこと。この過程にこそ、当社商品の真価が詰まっていると私は思っています。
小手先でない本質的な営業を地域のお客さまへ

私の理想とする営業とは、お客さまの置かれている状況を的確に把握し、商品の本質的な価値を適切に伝え、お客さまの意に即した契約を行うこと。裏を返すと、目先の利益にとらわれるがあまり、過剰な金額での契約や、商材力に依存する提案など、小手先で勝負をする営業社員にはなりたくないのです。そのために、今は業界知識のみならず、法律・人事・経営学など、会社経営に関する知識を深く掘り下げ、学んでいます。自分自身が成長し提案の幅が広がることでよりお客さまに価値を感じていただき、結果として自分自身への報酬やキャリアとして返ってくる。そんな環境が整っていることも、当社の大きな魅力です。これからもかんぽ生命で、自分の理想とする営業を体現し続け、地域のお客さまへ「安心」という価値を届けていきたいと思います。