鹿児島県 中種子町立増田小学校
ファイヤーファイブ の皆さん
12月8日(水)NHKテレビ・ラジオ体操指導者の多胡肇(たごはじめ)先生、ピアノ演奏の細貝柊(ほそがいしゅう)先生、アシスタントの戸塚寛子(とつかひろこ)さんにご参加いただき、中種子町立増田小学校において、金賞を受賞した「ファイヤーファイブ」の表彰式を実施しました。
- ※今回、増田小学校から「dynamaite5」「ワンフォーオール」の2チームが優秀賞を受賞し、同時表彰となりました。
受賞したチームのメンバーへのインタビュー
- ・コンクールの結果を聞いた瞬間、どう思いましたか?
- びっくりした。うれしかった。まだ、信じられないという気持ち。涙が出そうだった。
練習してよかった。ぼくたちもできるんだ!
金賞が自分のチーム以外でも自分の事のようにうれしかった。努力は裏切らないと思った。 - ・結果を聞いてご家族やお友達とは、どんなお話をしましたか?
- やっぱりすごいね。さすが増田小。3チームとも入賞してよかったね。3チームとも入賞するのはすごいね、って。
何事も日本一を獲るのは難しいから、すごいことを成し遂げたね、と言われました。
練習が大変だった話と、結果発表の時、クラスみんなで飛び跳ねて喜んだ話をしました。 - ・印象に残っていることを教えてください。
- みんなで声を掛け合いながら練習したこと。
みんなで「ぜったい金賞獲るぞ!」という気持ちで練習してきたこと。朝も昼も一生懸命練習したこと。自分たちで決めた練習時間に集まれなくて、先生に叱られたこと。結果を聞いた後、みんなでクラッカーを鳴らしてお祝いをしたこと。
ラジオ体操指導員の古市先生から5番目の動きの「しなり」を教えていただいて練習したこと。 - ・来年に向けての抱負と、今後ラジオ体操をどのように続けていきたいか、教えてください。
- 2連覇を目指す。
後輩が動きを正しく理解するために優しく教えて、増田小の伝統として守っていきたい。
みんなで心を一つにしてラジオ体操に取り組んでいきたい。
先生へのインタビュー
代表 大重博嗣 先生
- ・このたびの受賞の感想は?
- 子どもたちと目標にしていた、金賞を獲ることができて大変うれしいです。増田の子どもたちを誇りに思います。日本一となったことはもちろん誇らしいですが、クラス全員が優秀賞までに全員入賞することができたことはさらに誇らしいです。子どもたちや私にとって、一生の宝となりました。ありがとうございます。
- ・ご応募いただいた理由と、継続して取り組まれている秘訣があれば教えてください。
-
ラジオ体操が増田小学校の新しい伝統となっており、低学年の頃からラジオ体操コンクールを意識しています。また、子どもの意識はもちろんですが、保護者や地域の方の関心も非常に高いです。
数年前から体育の他、総合的な学習の時間でも取り組むようになり、担任の入れ替わりがあっても継続して学校として取り組めるようになりました。 - ・コンクールに参加して良かったと感じたことはありますか?
- 自主的に活動することで学級の結束や所属感が高まりました。また今回の入賞が自己肯定感をさらに高めるいい機会となりました。学級で金賞の受賞結果を聞いた時、金賞を逃したチームも自分の事のように飛び跳ねて喜んでいたのが印象的です。ラジオ体操を通して、教え合ったり互いを認め合ったりできる土壌が自然と育まれました。普段の授業でも教え合いが自然にできるようになり、人としての成長も大きく感じることができました。
- ・学校の目標や地域との関わりなど、今後の取り組みについて聞かせてください。
- 今後も金賞を目指して継続して取り組んでいきます。以前は健康イベントや高齢者施設との交流時に、地域の方と一緒にラジオ体操を行っていましたが、近年はコロナの影響で残念ながらできていません。今後、コロナが落ち着けば取り組んでいきたいです。
表彰式の後「ファイヤーファイブ」がラジオ体操を披露しました。その後,全校生徒が集合しての出張授業が行われました。多胡先生の指導と細貝先生のピアノで、正しいラジオ体操を教わりました。授業にはアシスタントの戸塚さん、かんぽ生命の企業キャラクター「かんぽくん」も参加して、最後にみんなでラジオ体操第一を行いました。