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株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫、以下「かんぽ生命」)は、D3 LLC(東京都渋谷区、代表パートナー 永田智也、以下「D3」)が組成するインパクトファンド「D3バイオヘルスケアファンド2号投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)への投資を実施しました。
かんぽ生命と国立大学法人大阪大学(大阪府吹田市、総長 西尾章治郎、以下「大阪大学」)は、共創による未来社会の創造とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けて締結した連携・協力に係る覚書に基づき、大阪大学をはじめとしたアカデミアの研究成果を活用したスタートアップ等への資金供給、並びにその一環として専門性を有するベンチャーキャピタルとの連携・支援の実現を目指しており、D3との取組みはその第一号となります。本ファンドは、バイオ・創薬・ヘルスケア領域を中心に、大阪大学等のアカデミア発スタートアップなど、広く世界の医療健康への貢献を志すスタートアップを出資対象とし、経済的リターンと社会的インパクトの両立を目指します。
かんぽ生命は、すべてのステークホルダーの皆さまに対する社会的責任を果たすという観点から、「Well-being向上」をサステナブル投資における重点取り組みテーマのひとつとして位置付けております。本ファンドへの投資により運用収益の獲得と共に、大阪大学をはじめとした日本のアカデミアの持つさまざまなシーズを活用したスタートアップ等による、世界の医療健康に貢献するポジティブなインパクトの創出を期待しています。
今後も、「Well-being向上」、「地域と社会の発展」、「環境保護への貢献」をサステナブル投資の重点取り組みテーマとし、かんぽ生命らしい"あたたかさ"の感じられる投資を通じて、広くSDGsの目標達成や社会課題の解決に貢献してまいります。
- インパクト投資
財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的インパクトを生み出すことを意図する投資行動
【かんぽ生命 サステナブル投資方針】
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/sustainability/esg/policy.html<本ファンドの概要>
名称 | D3バイオヘルスケアファンド2号投資事業有限責任組合 |
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運用者 | D3 LLC |
設立 | 2024年5月 |
当社投資額 | 10億円 |
<D3 LLCについて>
D3 LLCは、ヘルスケア産業に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。「日本発・世界の医療健康への貢献」をミッションに、戦略コンサルティング会社及び欧米VC/メガファーマ等での経験を生かし、将来有望なスタートアップ企業へのハンズオンでの投資実績を積み重ねています。
商号 | D3 LLC |
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代表パートナー | 永田 智也 |
設立 | 2017年2月 |
事業内容 | ベンチャーキャピタル型インパクト投資ファンドの運営 |
URL | https://www.d3growth.com/jp/ |
<国立大学法人大阪大学について>
大阪大学は、1931年に帝国大学の一つとして創立された、11学部、15研究科、6附置研究所等を擁する我が国有数の研究型総合大学です。教育研究を通した社会への貢献を使命とし、「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、「生きがいを育む社会を創造する大学」になることを目指しています。
詳細は下記URLよりご覧ください。
●かんぽ生命と大阪大学の覚書締結について
かんぽ生命と大阪大学は共創による未来社会の創造とアカデミアを核とした資金循環の促進に向けた連携・協力を行うため、2023年1月に覚書を締結しております。産学連携インパクトファンドの組成に加え、これからの未来を担う学生に向けた金融教育や採用活動を見据えた人材交流など、取り組みを広げています。
https://www.jp-life.japanpost.jp/information/press/2023/abt_prs_id001860.html●かんぽ生命の産学連携の取り組み
かんぽ生命では、アカデミアの持つ革新的な技術開発や事業への投資を推進するため、学校法人3校と連携・協力のための覚書を締結し、社会課題解決とイノベーション創出の実現を目的としたインパクトファンドの組成や次世代を担う金融人材の育成に貢献するための金融教育の実施などの取り組みを推進しております。
(詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。)