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インドネシア共和国が発行する本邦市場初の円貨建てブルーボンド(サムライ債)への投資

経営・財務など
2023年05月26日

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 株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 千田 哲也、以下「かんぽ生命」)は、インドネシア共和国が発行するブルーボンド(※1)への投資を実施しました。
 当案件の投資対象は、海外の発行体が本邦市場において円貨建て(サムライ債)で発行する初めてのブルーボンドです。かんぽ生命にとってブルーボンドへの投資は今回が初となります。

 インドネシアは世界最大の島しょ国として、SDGs達成に向けた取り組みを推進しています。とくに注力すべき重点分野として海洋経済を位置付けており、本ブルーボンドは同国の他通貨建てを含む債券発行の取り組みにおいても初の試みです。
 本債券発行によって調達された資金は、インドネシアが策定した「SDGs政府債フレームワーク」で定めたブルーエコノミーの発展に貢献するプロジェクト、具体的には、海洋環境保全、持続可能な漁業、海洋災害対策などのプロジェクトに充当される予定です。また、当該フレームワークは国際資本市場協会(ICMA)の定めるICMA原則(※2)との適合性について、第三者意見を取得しています。

 かんぽ生命は、お客さまからお預かりした大切な保険料をもとに、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上を目指したESG投資を推進しています。本債券への投資は、世界的なサステナビリティ課題である自然環境の維持改善に寄与するものと考えています。
 今後も、「Well-Being向上」、「地域と社会の発展」、「環境保護への貢献」を重点取り組みテーマとし、かんぽ生命らしい"あたたかさ"の感じられる投資を通じて、広くSDGsの目標達成や社会課題の解決に貢献してまいります。

※1 ブルーボンド

 海洋環境の改善・保全や持続可能な漁業、海洋汚染防止など、水環境が関係する事業に資金使途が限られた債券

※2 ICMA原則

 ICMAの策定するグリーンボンド原則、ソーシャルボンド原則およびサステナビリティボンド・ガイドライン

【かんぽ生命 ESG投資方針】
 https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/sustainability/esg/policy.html

<本債券の概要>

発行体 インドネシア共和国
発行体格付 BBB(S&P) / Baa2(Moody's)/ BBB(Fitch)
年限 7年(2030年5月24日)
発行総額 147億円
利率 1.20%

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