苫小牧郵便局(北海道)2016年入社O.H
苫小牧郵便局(北海道)2016年入社O.H
生まれ育った地域で働き続けたい
札幌で生まれ育った私は、北海道を離れるという選択肢を考えたことがありません。進学先も家族や友達のいる地元で考え、道内の大学に進みました。卒業後は、札幌近郊で小売業を展開している会社に就職。スーパーの店舗スタッフとして6年間働きました。人と接することや売り場をつくることが好きだったので、仕事にはやりがいを感じていた一方で、店舗が忙しいときは休日返上になってしまうこともあり「年齢を重ねてからも働き続けることは難しい」とも考えていました。
そうした環境で働く中で、転職を決意した一番の大きな理由は、結婚を控えていたことです。家庭を築くためにも、しっかり休日がとれること、道内で働けることを条件に転職活動をはじめました。
店舗スタッフから営業に挑戦
前職時代に取引先の方から「あなたは営業向きだね」と言っていただいたこともあって、営業職へのキャリアチェンジに興味を持っていました。さまざまな会社を検討するなかで、かんぽ生命はお客さまに寄り添える仕事であること、友人が郵政グループで働いていて安定性に魅力に感じたことで入社を決めました。
経験のない業種への挑戦のため最初はわからないことがたくさんありましたが、入社後は同期の仲間と一緒に、金融知識の講義や商談のロールプレイングを通して、業務に必要なノウハウをしっかり教わりました。研修後に配属になったのは、現在も勤務している苫小牧郵便局。先輩方には、お客さまのご自宅を訪問する際のマナーや、書類をお渡しする際の気配りなども含めて、きめ細やかに指導していただきました。
同じ街に住むからこそ、
近い目線で話せる
苫小牧は北海道工業地域を代表する工業地帯・港湾都市。そのため夜勤で働く方も多いのですが、勤務終わりに時間をつくってくれたり、みかんのお裾分けをいただいたり、本当に優しい人が多い町だと思います。お客さまとの会話は、天気のことや新しくできるお店のことなど、生活に関する「普通の話」がほとんど。そうした当たり前のコミュニケーションを重ねて、お客さまと近い目線でお話することで信頼関係を築いていくことができるんです。
最初は、お客さまからの保険に関する質問にうまく答えられないこともありましたが、先輩方からアドバイスをもらいながら、徐々に提案の引き出しを増やしていくことができました。お客さまから感謝の言葉をいただけたときは、しみじみとこの仕事をしていてよかったなと思います。
苫小牧で公私ともに成長できた
入社5年目には主任となり、リーダーの補佐としてマネジメントも手がけています。経験を積みながら、管理職を目指すのか育成担当のアドバイザーを目指すのか、将来のキャリアについても考えていこうと思っています。
早いもので、苫小牧に来て7年が経ちました。未経験から営業をはじめ、家族を持ち公私ともに大きく成長することができたこの土地を、今ではすっかりホームタウンのように感じています。苫小牧は新千歳空港が近いので、飛行機に乗るときも便利ですし、道内は車があればいろいろなところに行けるので不便はありません。休日は家族と一緒に、夏のプールや冬のスキーなど、北海道ならではのロケーションで楽しんでいます。北海道で子どもたちの成長を見守りながら、これからも地域に寄り添って働き続けていきたいです。