Interview
日本最大級の保険サービスを
ITの力で支え、成長させる
- IT管理部
システムリスク管理室
担当課長 - 2019年入社 S.K
- IT管理部
システムリスク管理室
担当課長 - 2019年入社 S.K
今後も必要とされ続けると信じられた
かんぽ生命は、システムエンジニア、システム監査を経験した後、前職の金融機関ではシステムリスク管理をしており、その経験を活かせる仕事への転職を検討していました。かんぽ生命に興味を持ったのは、日本最大級の保険システムを持つ会社のシステムリスク管理態勢を実際に見てみたいと思ったからです。また誰もが知る郵便局やゆうちょ銀行を運営する日本郵政グループの高いブランド力にも魅力を感じるとともに、かんぽ生命の保険契約件数や運用資産の多さにも驚かされました。
最終的に入社を決めた理由は、全国津々浦々の郵便局ネットワークと強い財務基盤を持つかんぽ生命なら、今後も社会から求められ、確実に存続し続けると信じられたこと。そして何よりオファー面談の後、帰路につく私を見かけた配属先の先輩が追いかけてきて、暖かい言葉をかけてくださったことです。先輩自身も中途入社であり、中途入社であっても活躍できると背中を押してくれたことが、入社の大きな決め手になりました。
事業に、そしてお客さまに貢献する
システムリスク管理を通じ、入社後はこれまでの経験を活かし、主に社内システムのリスク評価を担当しています。稼働中の基幹系システムなどに対しては、システム特性や世の中の動向などを鑑み、毎年テーマを設定してリスク評価を実施しています。新しく導入するシステムに対しては、FISC(公益財団法人金融情報システムセンター)の安全対策基準などをもとに作成したリスク対策チェックシートで評価を実施しています。CX向上のための施策や、DX推進による事業運営の効率化施策など、本社各部が企画・導入するさまざまなシステムに対してシステムリスク評価を行いますが、システムの構成や重要度によってリスクはさまざまです。リスクを認識し安全な状態でシステムを利用できるよう評価を完了し、システムを所管する本社各部、ひいては保険サービスをご利用になるかんぽ生命のお客さまに貢献できた時には大きなやりがいを感じます。
かんぽ生命の大きな強み
機動力と連携力が、私が所属するIT管理部システムリスク管理室システムリスク管理担当は、8割以上が中途入社です。アプリケーションエンジニアやインフラエンジニア、プロジェクトマネージャー、セキュリティコンサルタントなど、専門性の高いスキルと経験を持つ方ばかりで、非常に多くのことを勉強できました。
入社してまもなくコロナ禍となったとき、当時はまだテレワーク環境が整備されていませんでしたが、IT部門をはじめ本社各部が連携し、速やかにテレワーク環境が整備されました。テレワーク環境の整備以外にもファイルサーバのクラウド化や生成AIの導入などの変化も起きていて、次世代インフラや次期社内ポータルの導入プロジェクトも動いています。機動力があるところ、そして各組織の横の連携力があるところがかんぽ生命の強みだと感じています。
ITの力は不可欠
強固な事業基盤を活かすため、かんぽ生命には郵便局ネットワーク、お客さま基盤、運用資産という3つの強みがあります。これらの強みを活かし、持続可能な成長を実現するには、ITの活用が不可欠です。私は、システムリスク管理のスペシャリストとして、これからも安全にITを活用できるように会社に貢献していきたいと考えています。
ITやセキュリティの世界はどんどん新しくなっていくので、情報収集や知識のアップデートを常に行わなければならないところが大変ではあります。システムリスク管理の仕事に必要な“答えのない問いを問い続ける力”も、今後養っていきたいと考えています。将来的には、オファー面談後に駆け付けてくれた先輩のように、マネジメント力をはじめ、ドライブ力、ロジカル力、リスク認識力に長けた人材を目指しながら、システムリスク管理を通じてかんぽ生命に、そしてお客さまに貢献していきたいです。