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アジア開発銀行が発行するエデュケーション・ボンドへの投資 ~アジア太平洋地域における学校教育、職業訓練及びジェンダー平等を支援~

経営・財務など
2021年03月19日

本文の先頭です。

 株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 千田哲也、以下「かんぽ生命」)は、このたび、アジア開発銀行(以下「ADB」)が発行する、持続可能な開発目標「4.質の高い教育をみんなに」及び「5.ジェンダー平等を実現しよう」に焦点を当てたエデュケーション・ボンド(60百万豪ドル/約50億円)への投資を実施しましたので、お知らせいたします。なお、かんぽ生命は、本債券の発行額の全額を購入しております。

 ADBは2030年までの長期戦略「ストラテジー2030」における優先課題として、貧困削減や人材育成、ジェンダー平等の推進を掲げております。また本年1月には、アフターコロナを視野に入れたアジア太平洋地域における教育支援方針を発表しました。その中で、パンデミック後の世界においては、アジア太平洋地域の経済的・社会的に恵まれない学生を含む全ての学生に対して、オンライン教育をより利用しやすくする必要があるとされており、またジェンダー平等を確保するためには、中途退学するリスクがより高い女性が取り残されないよう、教育及び継続的な学習への平等なアクセスを与えることが不可欠と述べられております。
 本債券を通じて調達された資金は、アジア太平洋地域におけるこのような学校教育・職業訓練関連プロジェクトに充当されます。ジェンダー平等の推進支援の観点からも、ADBのプロジェクトを通じて、新型コロナウイルスによって生じた女性の教育修了率の格差改善や、職場における女性の活躍をサポートします。

 かんぽ生命では、生命保険会社としての社会的責任を果たすため、資産運用において「ESG 投資方針」(注)を定め、ESG の諸要素を投資判断の際に考慮することで、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を推進しています。
 投融資においては、ESG要素を考慮する手法の一つとして、テーマ型投資を用いており、投資を行う際には、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献できるテーマを選択し、ESG課題の解決に有用なプロジェクトに投資を行っています。
 かんぽ生命は、今後もこのような資産運用を通じて、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献するよう積極的に取り組んでいきます。

【注】ESG投資方針
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/responsible_investment/esg.html

<本債券の概要>

発行体 アジア開発銀行(ADB)
発行体格付 Aaa/AAA(Moody's/S&P)
年限 10年(2031年3月19日)
発行総額 60百万豪ドル(約50億円)
利率 1.930%
写真1

写真提供: アジア開発銀行

写真2

写真提供: アジア開発銀行

Sustainable Development Goals

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