「食」を通じた健康づくり 2014年度
かんぽ生命が考える『食』
健康づくりに欠かすことのできない『食』。
当社は、生涯を通じて健康的な生活を送るためには健康を考えた食事が必要であると考えており、みなさまに健康的な食生活を実践していただくための『食』活動を推進しています。
これからもラジオ体操や食に関する様々な取組みを通じてみなさまの健康増進を支援してまいります。
クックパッドとのコラボによるレシピコンテストの実施
2014年8月25日(月)から2014年9月8日(月)にかけて、当社はレシピ投稿サイトであるクックパッドとタイアップし、《お手軽♪ヘルシーカフェレシピ大募集!》と題したレシピコンテストを開催しました。
ご応募いただいたヘルシーカフェレシピの中から「ご当地食材がおいしいレシピ賞」「家族みんなでおいしいレシピ賞」「お手軽ビューティーレシピ賞」の3作品を選び、受賞した3作品をかんぽ Healthy Caféでメニュー化しました。
期間限定のイベント「かんぽ Healthy Café」
かんぽHealthy Caféとは
みなさま自身が考えた健康的な食事を提供する「場」、それがかんぽ Healthy Caféです。
このかんぽ Healthy Caféを通じて、健康的な食事をみなさまに味わっていただくことはもちろん、みなさまに健康的な食事とは何かということを考えていただく機会をつくることが、当社の目指す食育につながると考えています。
東京と大阪の2都市で開催!
東京・大阪の2店舗でそれぞれ5日間開催した「かんぽ Healthy Café」の様子をご紹介します。
ナチュラル素材の家具がある広々とした東京店、全席ソファーのリゾートホテルのような大阪店、それぞれの店内に「かんぽ Healthy Café」オリジナルの装飾をほどこし、素敵な空間を作りました。
■Shibuya Cafe Manduka(東京)
■Abeno Jambuka(大阪)
ヘルシーカフェレシピの受賞作品をカフェメニュー化した「かんぽ Healthy Café」のオリジナルメニューは、どれもカフェにピッタリのヘルシーで美味しい一品となりました。
■Shibuya afe Manduka(東京)で提供したオリジナルメニューの一例
鶏とご当地「乾椎茸」の甘辛丼
■Abeno Jambuka(大阪)で提供したオリジナルメニューの一例
ベトナム風グリルチキン ライム爽やか!
オリジナルのメニュー表も作りました♪
店内には「かんぽ Healthy Café」 を紹介いただいた雑誌「Hanako」を設置。また、「カフェで提供したオリジナルメニューをご自宅でもお楽しみいただきたい」との思いから、受賞作品のレシピを掲載した小冊子をお配りしました。
さらに、かんぽ生命HPのクーポン(現在は終了)をご提示いただいた方に焼き菓子をプレゼントしました。また、アンケートにお答えいただいた方に入浴剤「クナイプ」をプレゼントするなど、嬉しいコンテンツをご用意しました。
「かんぽ Healthy Café」は、開催初日から賑わい、連日多くの方にご来店いただきました。
最終的に東京・大阪をあわせた10日間で約3,300名ものお客さまにお越しいただき、大盛況のうちに終了しました!
片瀬那奈さんをお迎えし、オープニングイベントを開催!!
イベント初日の11月13日(木)には、「かんぽ Healthy Café」の店内で、女優の片瀬那奈さんをゲストにお招きしたオープニングイベントと、オリジナルメニューをご提供する試食会を開催しました。
弊社石井社長によるご挨拶と、監修シェフの副島モウさんによるレシピコンテストのご説明後、片瀬さんが登場。イベントの開催を記念して乾杯しました! そしていよいよ「かんぽ Healthy Café」のお客さま第一号として、オリジナルメニューを試食していただきました。「鶏とご当地「乾椎茸」の甘辛丼」を試食した片瀬さんは、「椎茸がすごく肉厚で味に深みがあって美味しい!」とコメント。また、「白身魚のオニオンガーリックパン粉焼き」は、「白身魚がほどよくヘルシーで見た目もオシャレ」、「ベトナム風グリルチキン ライム爽やか!」は、「漬け込んでいるからお肉がすごく柔らかい。後味もさっぱりしている!」と、どれも美味しく召し上がって頂きました。
試食会にも多くの記者の方々にご参加いただき、大盛況の幕開けとなりました。
過去の開催実績
2014年1月には、東京都港区にある「Royal Garden Cafe青山」さまにご協力いただき、「かんぽ Healthy Café」を開催しました。
受賞レシピおよび審査員の参考レシピの紹介
鶏とご当地「乾椎茸」の甘辛丼
菜園料理家 藤田承紀さんのコメント
ヘルシーな食材が多く、また、ご当食材の乾しいたけがうまく使われている点が良い。糸唐辛子、カボスを添え、飽きない味のバリエーションを出している点も魅力的。
ぱさつきやすい鶏胸肉を片栗粉でコーティングするなど、調理方法の工夫もすばらしい。
白身魚のオニオンガーリックパン粉焼き
料理研究家 松見早枝子さんのコメント
低カロリーで高たんぱくの白身魚に、カルシウムたっぷりの粉チーズを使ったパン粉は、女性にもお子さんにも嬉しい。 どなたでも作りやすくて、見た目もオシャレだから、カフェメニューにぴったり。ベトナム風グリルチキン ライム爽やか!
料理家 副島 モウさんのコメント
今年流行のココナッツオイルを使ったレシピ。中鎖脂肪酸を豊富に含み、体内に溜まることなくエネルギーに変換されるオイル。腸の働きをよくし、デトックス効果もある。デトックス効果のあるパクチーと、腸内環境を整えるレモングラスとの相性もよい。
アーモンド効果♡野菜たっぷり食べるスープ
審査員のコメント
アーモンドは、スーパーフードで必須脂肪酸を豊富に含み、血中コレステロールを下げる。
そのアーモンドミルクを使ってあることが入賞のポイント。スープにすることで消化しやすくなり吸収率もよくなる。
車麩の唐揚げサラダ。
審査員のコメント
車麩を使うことで、植物性タンパク質を取り入れることができ、また卵より動物性タンパク質も摂ることができる。緑黄色野菜から食物繊維も取れ、全体のバランスが良い。
ご当地野菜と秋の恵みのトマト煮込み
千葉古代蓮根 | 200g |
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あさり | 200g |
ミニトマト | 150g |
京都畑しめじ | 100g |
もちきび | 100g |
にんにく | 1片 |
唐辛子 | 1本 |
白ワイン | 50ml |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩こしょう | 適量 |
※もちきびが手に入らない場合は、お米でも代用可能です。
※千葉県のご当地野菜「古代蓮根」、京都府のご当地野菜「畑しめじ」はスーパーで購入できる通常のものに置き換えても作れます。
- もちきびはよく研いでザルにあげておく。
- あさりは砂抜きをする。
- しめじは石突きを取り、手で割り分ける。ミニトマトは1/4に、蓮根は1cm角に切る。にんにくはスライスし、唐辛子はへたと種を取る。
- 鍋に150ml(分量外)の水を入れて沸かす。もちきびと塩小さじ1/4(分量外)を加え、木べらで混ぜながら強火で煮る。
- 沸騰したら蓋をする。極弱火で15分炊き、火を止めて10分蒸らす。
- フライパンにオリーブオイルをひき、にんにく、唐辛子を入れて弱火で加熱する。にんにくがきつね色になったら、蓮根、しめじをしんなりするまで炒め、あさり、ミニトマト、白ワインを加え、蓋をする。
- あさりが開いたら火を止め、あさりだけ取り出す。もちきびを加え、水分が無くなり、もったりするまで煮詰めたら塩こしょうで調味する。
- 取り出しておいたあさりと一緒に皿に盛る。
藤田承紀(ふじたよしき)/ 菜園料理家
ダンサーとして活動する中、趣味であった料理が評判を呼ぶ。2009年、イタリアに渡り、トスカーナの離れ島ポルトエルコレの二つ星レストラン『IL PELLICANO』で新しいイタリア料理を、ローマの老舗『AL CEPPO』でトラディショナルなイタリア料理を学ぶ。イタリア中のワイナリーや町を回り、各地方の料理、ワインだけでなく、建築物や文化にも注目。『食卓に笑顔を』をテーマに、一手間加えて、安心でおいしいプロの料理のコツを伝えている。現在、千葉の畑で自然農法、有機農法による野菜を栽培中。2014年8月に「野菜のチップス 果物のチップス」を文化出版より発行。
鶏の甘酒みそ焼きのサラダ丼
鶏もも肉 | 1枚 |
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ごま油 | 大さじ1/2 |
酢 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
甘酒 | 大さじ3(A) |
みそ | 大さじ1(A) |
雑穀ミックス入りごはん | 2人分 |
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サニーレタス、トマト | 各適量 |
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- 鶏もも肉は皮に竹串などでところどころ穴を開けて両面に軽く塩をふり、皮面を下にしてバットに広げて入れる。
- 混ぜ合わせた(A)を半量、1の皮と反対の面に塗り広げて落としラップをし、冷蔵庫で1時間以上漬けておく。焼く前に常温に戻す。
- 残りの(A)に酢を加えておく。
- 2をペーパーで軽くふき、ごま油を熱したフライパンで皮面から中火で焼く。こんがり焼き色が付いたら裏返して蓋をし、2~3分焼く。
- 焼きあがったら火を止めて3をかけ、蓋をして余熱で3分ほどおいておく。
- 鶏肉に完全に火が通ったら、取り出して1cm幅に切り分ける。
- ごはんをよそった丼の端に、サニーレタス、トマトをのせ、真ん中に鶏もも肉を1人前につき1/2枚ずつのせ、フライパンに残ったたれを上からかける。
松見早枝子 (まつみ・さえこ)/ 料理研究家
2003年度ミス・インターナショナル日本代表を経て、料理研究家として活動し、美と健康をテーマとしたビューティレシピストとして、雑誌、テレビ、ラジオ、イベント、講演会など行っている。食のあらゆる分野に精通し、ワインエキスパート・雑穀エキスパートなどの資格を有し、食を通じて美しくなるオリジナリティの高いレシピを提案や、料理教室も定期的に開催。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート、日本野菜ソムリエ協会認定ベジフルビューティーアドバイザー、ジュニア野菜ソムリエ、フードコーディネーター。 クックパッドの「プロレシピ」にレシピを提供中。
カラフルベトナムサンド
フランスパン | 15cm |
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鶏むね肉 | 1/2枚 |
塩 | 大さじ1 |
水 | 400ml |
パクチー | 1株 |
レバーパテ(市販のもの) | 大さじ2 |
紅芯大根 | 80g |
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にんじん | 10g |
かぼちゃ | 10g |
塩 | ひとつまみ |
酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
ナンプラー | 大さじ1 |
唐辛子 | 1本 |
- 鍋に水を入れ沸騰させ、塩を加える。水気をふいた鶏肉を入れ、強火で再び沸騰するまで加熱し、蓋をして火を止め、30分おく。
- なますを作る。紅芯大根、人参は皮をむき5cmの千切りにする。かぼちゃも皮をつけたまま千切りにする。
- 2に塩をひとつまみ加えてよくもんで10分おき、しんなりしたら、ぎゅっとしぼって水気を出す。
- 唐辛子は種を取って輪切りにし、酢、砂糖、ナンプラーと合わせる。そこへ3を加えて、味を全体に含ませるように箸でまぜる。
- フランスパンに縦に切り込みを入れ、レバーパテを両面に塗る。
- 4のなますと刻んだパクチー、1で茹でておいた鶏肉を薄くそぎ切りにしたものを5にはさむ。
副島 モウ(そえじまもう)/料理家
エコール辻フランス・イタリア料理カレッジ、同校グループ校フランス・リヨン・シャトードレクレールを卒業、現地星付きレストランにて修行。帰国後、都内ホテル・レストランを経て、料理研究家パトリス・ジュリアンに師事。独立後、撮影現場のケータリング、フードコーディネーション、調理専門学校にて調理講師をするほか、企業レシピコンサルタント、月刊EXILE内「cook de exile」、アサヒビール「ズバうまレシピ」、クックパッド「男の料理」などのレシピ監修も手掛ける。2013年公開の映画「ウルヴァリン:SAMURAI」の日本ロケでは、主演のヒュー・ジャックマンの専属シェフとなり、低糖質で役作りに必要な筋肉を維持しながら、余分な脂肪を落とす"SAMURAI レシピ"を開発するなど、活動の場は多岐に渡る。2011年には、鎌倉で立ち呑みビストロ「RENDEZ-VOUS DES AMIS」をオープン。オーナーシェフとして厨房にも立つ。2014年7月にグラフィック社より「SAMURAI レシピ BODY MAKE FOOD by Chicken×Beans」を発行。