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《先取り》BS特番まで待てない! 2017年12月3日放送予定
BS特番「かんぽ生命 presents ドリームメーカー2 ~望海風斗、夢への軌跡~」(仮)

望海風斗さんに引き継がれる夢の輝跡 ~舞台を彩るトップスターの魅力~ 第2回 人により多くの夢を与えられるトップスターであるために

幼い頃の望海風斗さんの目に焼きつけられたのは、舞台でキラキラと輝くスターたちの姿でした。彼女が憧れ続けたトップスターの魅力、そして今、彼女が体現しようとしているトップスター像とは? その全てを語っていただきます。

~望海風斗さんが魅了されたトップスターとは~
キラキラとしたオーラと強い光を放つトップスター

私にとって、スターとはその場に立っているだけでキラキラとしたオーラをまとっている人のこと。本来、すごく特別な存在のはずなんですけれど、宝塚歌劇では、男役も娘役も上級生も下級生もみんな光の中で楽しそうに輝いていて見えました。その中でひときわ強い光を放つのがトップスターです。音楽学校入学前の私はただひたすら、あの光の中にいたいと思っていました。

5つの組がある宝塚歌劇は、組ごとに伝統的に引き継がれてきたカラーというものがあり、それぞれの組に独自の良さがあります。

私も物心がついた時から、古典的な宝塚歌劇や、趣向の異なるスタイリッシュなトップスターのたたずまいに魅了されました。見るたびに、なんてかっこいいんだろう、なんて美しいんだろうと、心を丸ごと持っていかれていましたね。

~自身の目指すべき男役の姿を探し求めて~
自分の個性を生かしながら、役に飛び込む胆力を養う

2010年『BUND/NEON 上海』©宝塚歌劇団

2010年『BUND/NEON 上海』
©宝塚歌劇団

宝塚歌劇のトップスターは、その方の持つ個性、そして演じる役柄によって、本当にさまざまな魅力を持っています。ですから、音楽学校時代は、日曜日に公演を見に行っては、その時に出ていらしたトップさんの物まねをして楽しんでいました。でも、入団すると、いよいよ自分の目指す男役はどうあるべきか、その模索が始まります。男くさい男、中性的な男、華のある男、クールな男……。新人公演時代は、舞台を重ねるたびにいろんな壁にぶつかり、その都度上級生のアドバイスをいただいて、答えを見つけようともがいていました。

いろいろ迷いながらも、自分の中で「影のある黒い役をやってみたい」との思いが芽生えた時に、バウホール『BUND/NEON 上海』(2010年)の中国人マフィア、劉衛強役に出会いました。役作りにはすごく苦労しましたが、新人公演卒業後すぐのタイミングで、望海風斗らしい個性が出ていたと言われたことはありがたく、今後の方向性を決める上で貴重なヒントとなりました。

次に大きな転機となったのが『オーシャンズ11』(2013年)です。この作品で、私は主役と敵対するベネディクト役を演じたのですが、稽古場では、ダメ出しに次ぐダメ出しが続きました。演出家の先生も夜遅くまで付き合ってくださって、もう何も出ない、どうしていいかわからないという極限状態になるまで、持っているものすべてをさらけ出したのです。すると、出し尽くして、いったん空っぽになったのがよかったのでしょう。それまでどうしても打ち破れなかった自分の殻が、その時パーンと破けたのです。それを機に、自分からかけ離れた役であっても、思い切ってその役に飛び込むことができるようになりました。

2013年『オーシャンズ11』 ©宝塚歌劇団

2013年『オーシャンズ11』
©宝塚歌劇団

~望海風斗ならではのかっこよいトップスターとは?~
ファンの言葉一つひとつを胸に クラシカルなダンディズムを築く

花組育ちでしたので、私も花組が伝統的に持つ「男らしい男役」というのを大切にしてきたのですが、2015年に雪組に組替えになった時、これは、もっと望海風斗個人としての男役を追求してもよいのかなと考えました。宝塚歌劇は、セルフプロデュースの世界です。人によって憧れるかっこよさ、追求するかっこよさが違うからこそ、宝塚歌劇は多様な魅力にあふれてもいます。ただ、セルフプロデュースとは自分を知ること。この自分を知るということがすごく難しいんですね。

そういう時に一番支えとなり、参考になるのは、やはりファンの方々の声です。「このシーンがかっこよかった」「このメイクが素敵だった」「この衣裳が似合っていた」というお褒めの言葉一つひとつに耳を傾けて、その理由を探りながら、取り入れるようにしてきました。

私自身はかつてスタイリッシュなトップスターに憧れていました。花組では「男らしい男役」も学びました。今、宝塚歌劇には、中性的なアイドルのような魅力をもったスターもいます。様々な個性がありますが、そんな様々な個性を取捨選択して、ファンの方がかっこいいと思ってくださる望海風斗を突き詰めていくと、私にしっくりくるのは、「少し怖さも感じさせる男っぽいにおいのする男」なのかなと行きつきました。

自分では「昭和のスター」と名付けているんですけれど(笑)、昔気質のダンディズムというのでしょうか。ひと昔前の洋画や、過去の宝塚歌劇の映像を見ると、私が目指そうとしているスターがそこにいて、すごく学ぶところが多いんですね。それで、しぐさや立ち回りなどを研究しています。自分に合う/合わない、この役に合う/合わないという模索は終わることのない課題です。そして、誰かを演じる以上、真実味のあるリアリティもとても大切にしなければいけないと思っています。ですから、学びは常に現在進行形ですよね。これからも公演ごとにかっこいい望海風斗をお見せしていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

2016年『ドン・ジュアン』 ©宝塚歌劇団

2016年『ドン・ジュアン』
©宝塚歌劇団

そんな望海風斗さんは、トップスター就任のお披露目公演であるミュージカル『ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』、レヴュー・スペクタキュラー 『SUPER VOYAGER! -希望の海へ-』では、どんな挑戦があったのでしょうか。その舞台の裏側は、ぜひBS特番『かんぽ生命 presents ドリームメーカー2 ~望海風斗、夢への軌跡~(仮)』(2017年12月3日放送予定)でご覧ください。